粋な切れ味、純米揃い。加賀鳶 KAGATOBI

黒帯に出会ったとき、
一途に酒を求めた遍歴は終わり。
本物の酒との付き合いが始まる。

黒帯は酒を酒として楽しむことができる堂々とした日本酒です。
金沢の老舗料亭をはじめ、数々の食の職人に鍛え、育てられた黒帯は、まさに「料理と渡り合う酒」なのです。

味わいの理想は、旨くて、軽いこと。酒米には契約栽培の山田錦と金紋錦を原料とし、ブレンドではなく、独立した味わいの酒をバッティングさせることで得られる「コク」「ふくらみ」「キレ」「品」の絶妙なバランス。さらに、時間をかけてじっくりと熟成することで「まろやかさ」を加えた味わいは、肴の旨さを引き出しながら、自らの旨さをも深めていきます。

かつて、旨い酒と料理を求め、文人を伴い何度も福光屋を訪れた賓客がいた。
英文学者の吉田健一である。
食通、愛酒家で知られる彼が、有段者のための酒として名付けた「黒帯」に寄せた
一文には、酒の究極の命題が込められている。

「黒帯」の命名者、
吉田健一が寄せた一文がある。

酒はただ飲めばいいやうなものでも
味がただの酒と思はせるものでなければならない。
それを飲む方はそれでいいのであっても、
その酒を造る方の苦心は並大抵のものでない。
言はば苦心すればする程ただ酒でしかないものが出来上って
酒好きを喜ばせるといふことになるのだらうか。
「黒帯」はさういふ酒である

吉田健一

吉田 健一(よしだ けんいち)

1912年~1977年。吉田茂元首相の長男として東京都に生まれる。英国ケンブリッジ大学を経、英文学者として翻訳、文芸批評、小説、エッセイなどを手懸ける。食通、愛酒家で知られ、金沢にも旨い酒と料理を求めて何度も足を運んだ。その折には福光屋にも訪れ酒宴を楽しんだという。代表作に『金沢』『ヨーロッパの世紀末』『舌鼓ところどころ』などがある。

黒帯のもう一つの命題、
それは「燗あがり」すること。

「燗あがり」とは燗をして最も旨さが際立つことを言う。
日本酒は燗で楽しめる粋な酒である。
酒器を選び、肴にこだわり、しみじみと味わう。
熱燗、ぬる燗、人肌燗、どの温度帯でも見事に味わいの形を完成させる、それが「黒帯」である。
並大抵の酒にできることではない。
燗の王者と言わしめる所以である。

「バッティング」による
味わいの想像

黒帯の特徴の一つ、それはどの料理とも素晴らしい相性を示すこと。これには理由がある。

通常、精米歩合を一定にして作られるが、黒帯は黒帯用として精米歩合の異なる数種類のお酒をつくり、それぞれ別々にゆっくりと時間をかけて熟成させていく。それぞれが独立した特徴ある味わいに育ち、そうして育てたそれぞれの酒を瓶詰め時にバッティングするのである。

「ブレンド」がお互いを補いながら一つの味に構成していくことだとするなら、
「バッティング」は独立した味わいのものを合わせ新しい味わいを創造することなのである。こうして「コク」「ふくらみ」「キレ」「品」を併せ持つ黒帯は、どのジャンルとの料理にも渡り合うことができる酒となる。

デザイン

黒帯の揮毫は、クリエイティブディレクターであった鈴木八朗氏です。彼の卓越した書と墨画により、個性的でインパクトのある墨の表現となりました。

鈴木八朗(すずきはちろう)

1937年~2005年12月29日。香川県に生まれる。東京芸術大学卒業。
McCANN-ERICKSON-HAKUHODOを経て、電通に入社。1971、1985年ADC最高賞、1986年日経広告最高賞、1988年 ACC賞ほか受賞多数。コカコーラ、国鉄(エキゾチックジャパン)、JALストーリーなどの広告を手懸けた。また、檜師八朗と称して、役者、女優、スポーツ選手の肖像「現代浮世絵・美貌檜」を描く。

黒帯 ラインナップ

黒帯
悠々 特別純米

吟醸仕込みと純米仕込みとで、キレ味のよい芳醇な旨味をもつ辛口に仕上げ、さらに蔵内でじっくりと熟成させました。ゆったりと落ち着きのある「悠々」とした味わいです。

黒帯
堂々 山廃純米

伝統の技で育てた独自の酵母を使用して丹念に仕込み、蔵内でじっくりと熟成させました。山廃仕込みならではのキレのよさと、米の旨味が存分に生きた「堂々」とした味わいです。

黒帯 悠々 特別純米

悠々たる風格漂う料亭御用達の酒

吟醸仕込みと純米仕込みとでキレの良い芳醇な旨味を持つ辛口に仕上げ、さらに蔵内でじっくりと熟成させた、ゆったりと落ち着きのある「悠々(ゆうゆう)」とした味わいです。黒帯のはじまりの酒であり、最もスタンダードな黒帯で、昭和51年の発売以来、金沢の料理屋を中心に味覚のプロ達に鍛えられてきました。辛口ながら辛さを感じさせず、燗にするとやわらかく一層持ち味を発揮します。刺身、寿司など魚料理との相性が抜群です。

黒帯 悠々 特別純米 720mL

1,540円(税込)

黒帯 悠々 特別純米 1800mL

2,959円(税込)

SPEC

原材料
米(国産)、米麹(国産米)
原料米
全量契約栽培米使用
山田錦55%(兵庫県多可町中区産)
金紋錦45%(長野県下高井郡木島平産)
精米歩合
68%
製造法
特別純米
純米大吟醸酒混和
(混和率/精米歩合50%2割5分)
度数
アルコール度 : 15度
日本酒度 : +6
酸度 : 1.6
アミノ酸度 : 1.4

TYPE

コクとキレが最高のバランス

HOW


10°C〜15°C

常温
20°C前後


40°C〜50°C

黒帯 堂々 山廃純米

コクとキレを併せ持つ
堂々たる味わい

伝統の山廃もとで育てた酵母を使って仕込んだ純米酒を、蔵内でじっくりと熟成させました。山廃仕込みならではのキレのよさと、米の旨味が存分にいきた「堂々(どうどう)」とした味わいです。刺身、寿司などの魚介料理との相性が抜群で、金沢の多くの料理屋に支持されています。しっかりとした味わいは冷やしても、お燗でも美味しくいただけます。

黒帯 堂々 山廃純米 720mL

2,310円(税込)

黒帯 堂々 山廃純米 1800mL

4,444円(税込)

SPEC

原材料
米(国産)、米麹(国産米)
原料米
全量契約栽培米使用
山田錦60%(兵庫県多可町中区産)
金紋錦40%(長野県下高井郡木島平産)
精米歩合
65%
製造法
純米・山廃仕込
純米吟醸酒混和
(混和率/精米歩合60%5割)
度数
アルコール度 : 15度
日本酒度 : +5
酸度 : 1.9
アミノ酸度 : 1.4

TYPE

フルボディでキレがよい

HOW


10°C〜15°C

常温
20°C前後


40°C〜50°C

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