いかづち

福光屋の最先端の山廃仕込みで丹念に醸した加賀鳶史上、最高位となる純米大吟醸・原酒「加賀鳶 いかづち」。 霊峰白山から100年以上の時をかけて酒蔵の地下150メートルに辿り着く天然水「百年水」と契約栽培・特別栽培した 酒米の最高峰「山田錦」のみを100%使用。精米歩合40%にまで磨き上げた、華やかで厚みのある吟醸香、洗練されたやわらかな旨味と軽さが調和した繊細な味わいです。

日本酒の技、粋なキレ

加賀鳶

加賀藩江戸屋敷お抱えの大名火消し「加賀鳶」。火消しの技と喧嘩早さは天下一品、 雲に雷を染め抜いた長半纏と合紋の革羽織を身にまとい、鳶口を持ったその様は賑々しくも勇ましく、粋な集団として八百八町の人気を一身にさらっていました。 そんな加賀鳶を主人公とした河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)の歌舞伎の代表作『盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめがかがとび)』。芝居の冒頭で勢揃いする加賀鳶連中の意気の良さがコンセプトとなり、1992年10月にブランドが誕生しました。 現在は、定番酒から季節限定酒まで、鋭いキレ味をもつ個性豊かな味わいを展開しています。ラベルの「加賀鳶」の書は、黙阿弥を曽祖父にもつ日本の演劇学者、故・河竹登志夫氏によるものです。

PRODUCT

加賀鳶いかづち 720mL

加賀鳶いかづち 720mL

11,000円(税込)

原料米:契約栽培米・特別栽培米 山田錦100%(兵庫県多可町中区坂本産)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:40%
製造区分:山廃仕込・純米大吟醸・原酒
アルコール分:16度
日本酒度:+6  酸度:1.3
酵母:自社酵母
飲み方:冷やす◎ 常温○

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MATERIAL

酒米の最高峰
坂本の山田錦

兵庫県多可町中区。酒米の最高峰「山田錦」発祥の地。 酒米は栽培地が限られるうえに育成が難しいもの、しかし、米は本来もつ自然のチカラを発揮できる最適な土壌のもとなら、 多少の気候変動にも負けず立派に育ちます。福光屋では昭和35年から中区坂本の農家と契約栽培を行い、 土づくりからともに取り組んでいます。 知恵と工夫を尽くし、稲が気持ち良く育つ環境を整え誕生する酒米です。

恵の百年水

福光屋の酒造りを支えるもの、そのひとつに水があります。水の良し悪しは酒の味わいに大きく影響します。福光屋の仕込み水は、生まれたて百歳。霊峰白山の麓に一世紀前に降った雨が地中深く浸み込み、幾重にも重なる貝殻層をくぐり抜ける間に、酒造りに最適な成分をゆっくりと溶け込ませながら、実に百年の歳月をかけて福光屋の蔵に辿り着きます。ゆったりと悠久の時を過ごした水は、まさに自然の恵みとなり、福光屋の直下150メートルの地中から渾々と湧き出しています。 酒蔵にとって水は命。福光屋が創業以来、現在の地を一歩も動かず酒を造り続けてきたのは、このかけがえのない「恵みの百年水」があるからです。

STRUCTURE

山廃へのこだわり

日本酒造りは自然に逆らわず、自然の変化に任せながらも目的とする味わいに仕上げるという、非常に高度で緻密な技術です。 その代表が、福光屋が戦後も一貫してこだわり守り続ける「山廃酛」です。人為的なものは一切使わず、自然界にいる微生物を巧みに働かせながら、最後に目的とする酵母だけを育て上げる。 そしてそれぞれの微生物が働いた結果は、複雑な味わいの成分として酒に生きる。山廃酛は日本酒造りの真骨頂と言えるでしょう。

FUKUMITSUYA
HISTORY

福光屋の歩み

福光屋は、寛永二年(1625年)創業、金沢で最も長い歴史と伝統を誇る酒蔵です。江戸時代の古地図で金沢城下を見ると、現在も酒蔵を置く石引に、福光屋の標し「打出の小づち」があります。 創業以来福光屋は、職人魂の酒造りを貫きながら、時代ごとの変化を遂げてきました。「伝統は革新の連続」。時とともに変化する人々の価値観や嗜好を敏感に感じとって、時代にあった酒を世に送りだす。それは、先人達の業績の掘り起こしと破壊、そして創造と再構築の連続を、幾世紀もの間くり返してきた福光屋の姿勢です。

PRODUCT

加賀鳶いかづち 720mL

加賀鳶いかづち 720mL

11,000円(税込)

原料米:契約栽培米・特別栽培米 山田錦100%(兵庫県多可町中区坂本産)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:40%
製造区分:山廃仕込・純米大吟醸・原酒
アルコール分:16度
日本酒度:+6  酸度:1.3
酵母:自社酵母
飲み方:冷やす◎ 常温○

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