縁起徳利 六瓢息災
福マイプロジェクト「六瓢息災」によせて


アーティスト・ミヤケマイの素晴らしさを、改めて考えてみた。

まず、思いがけない大胆な構図が素晴らしい。最初に感動した作品「誘拐」では、ヤギの子供が交差点で女性に腕を引っ張られているという絵だったが、そのヤギの子供の不安感が大胆にデフォルメされ、歪に傾いだ横断歩道で表現されていた。
また、日本の色と洋物の色とを絶妙のバランスで使う、その色使いが素晴らしい。色の組み合わせこそが画家の才能と言い切るフランスの批評家もいるが、作品「夜の蝶」などで見せる架空の蝶々を半立体にした作品では、そのままドレスにしてパーティーに着て出掛けたいくらい美しい色使いである。こうした色使いは努力ではなく才能の成せる技である。

そして言葉遊びの頓智が素晴らしい。

作品「お帰りなさいませ」では、大きな月と蛙、そしてキュウリとナスのお盆のお飾りが描いてある。蛙が持つ短冊には「御」と「ませ」の文字。「御」蛙、な(菜の花)、さい(野菜)、「ませ」となり、お盆の風物詩となって完成する。六本木ヒルズと東京タワーといった現代の東京の風景から松鶴図を導き出すモダンな掛け軸もある。

これほどの才能が溢れるアーティストはそういない。

そしてご縁があってミヤケマイさんを加賀百万石の老舗酒蔵・福光屋さんに繋ぐ事が出来た。この出会いは、必ず面白い出会いになるはずと狙った通り、ミヤケマイさんが「無病息災」を祈願した「六瓢息災」という6つの幸運根付のおまけが付いたお酒をプロデュースすることが出来た。
勉強や仕事ですべての準備が整った時、最後にあと1つだけ欲しいのは「運」である。そしてその「運」を見方に付けた時、願いは成就、お酒で祝杯をあげることになる。

人生の最も輝く瞬間にこの「六瓢息災」が立ち会うことになる。
アートプロデューサー・山口裕美

作品「招福招財熊手」 作品「夜の蝶」
作品「お帰りなさい」
プロジェクトについて 商品について 福マイプロジェクトによせて
宝船 招き猫 春駒 瓢箪鯰 まな板の上の鯛 末広がり
< 福光屋ホーム
< お問合せ
 
< YUMI YAMAGUCHI SITE
< MAI MIYAKE SITE