飲み方
酒を熟成させることは古来より受け継がれていましたが、歴史の渦中で一度は途絶えた技術です。福光屋でこの技術が蘇ったのは昭和30年代。原料米の種類、精米歩合、造り、貯蔵温度など、幾度もの研究を重ねた結果、結実したのが当時はまだ市販すらされていなかった大吟醸を、3年間眠らせた酒「福光屋オールド」(昭和44年発売)でした。現在、福光屋の蔵には時間の懐に抱かれて、多くの酒たちが静かに眠っています。その中でも、ひときわ美しい香りと円熟した味わいをもって完成したのが「純米大吟醸参年酒」です。
福光屋のハウスブランドであり、地元ではナンバーワンのシェアをもつブランドでもあります。加賀藩の城下町として華麗な文化を花咲かせた食の都・金沢で、最も愛され続け、常に時代とともに生き、その時代にあった酒を世に送り、現在実に多くの方々に愛飲されています。福正宗の役割は料理を引き立て、会話を引き立て、楽しいひと時を過ごしていただくことです。自然にふくらむ旨みと、スッと消えるキレの良い後味。料理と良く合い、次の一杯が美味しい理由です。