2005年9月アーカイブ

カップ酒が揃い踏み!

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最近、カップ酒の人気が高まってきています。やはり手軽に色々な種類を試せるというのがポイントみたいですね。 ひと昔前までは、カップ酒はおやじが飲む安酒というイメージでしたが、現在はそんなことはまったくありません。中身にもデザインにもこだわったカップ酒が続々登場しています。

そんな中、福光屋でも、カップ酒の追加アイテムが10月1日から新発売となります。
しかもなんと! 「黒帯」と「加賀鳶」です。これでカップ酒の概念が覆ることは間違いないと思います。

さてさて、ブレンダーのFから、このカップ酒に関しておもしろい情報が。
以下はFのひとりごとです。

「同じ酒でも、詰める容器によって味が違うように思いますねえ。いや、本当に。見た目が違うというのも大きいですが口に当たるところがいつものきき猪口よりやや厚く、カーブが細いため、舌の中央に集中してあたり、雑味が消えてまろやかに感じるのでは?

また、純米吟醸は吟醸香がほど良く弱まり、ぬる燗もいけるくらいですね。

ガラスの触感というのも、きき酒室では久しぶりで良い感じ。いけそうです!」

おお! これは期待が持てますね~。発売までまもなくです。見かけたらぜひ試してみてください♪

秋吟醸のできるまで その3

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前回のきき酒で、まろやか過ぎた口当たり。

何とかせねば。このままではブレンダーの名がすたる。ということで、打った対応策が、

アルコール度数を上げる

というもの。「ここは下手にいじくるよりも度数を上げて力強さを出した方が良い!」 という結論に達したのでした。今までのものはアルコール度数が14度台でしたが、今度のものは15度台。度数が上がればそれだけ酒のコストは上がるわけなのですが、味に妥協はできません。果たして社長の反応は??

(社)「うん、こっちの方が断然良いよ。ここはコストがかかっても度数を上げたら?」
(F) 「やった~!!! (心の中の叫び)」

このような具合で、遂に秋吟醸の調合が決まったのでした。ああ、満足のいく物になって良かったなあ。

ぜひ、今年の「秋吟醸」楽しんで下さいね! 近日蔵出しです!

秋吟醸のできるまで その2

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ブレンダーのFです。前回の続きを少し。

二つ出来上がった候補酒ですが、
ひとつは、やや酸味があり、しっかりしたタイプ。立体感があって、奥行きがある。懐が深いというのでしょうか。われながらの自信作です。

ふたつ目は、ややとろりとした質感と、まろやかさを全面に出したタイプ。軽やかな大吟醸の特性と秋あがりしたまろやかな熟成の調和を楽しめるタイプとでもいいましょうか。

この2つを、社長にきき酒して頂き、助言を頂くため仕上げをします。今回の場合は製品と同じように金箔を入れ、火入をします。

で、社長にきいていただいたところ・・・・・・

(社)「何だか、まろやか過ぎて頼りないなあ。」
(F) 「え?そんなはずは・・・・・・。」

きき酒し直すと、確かにまろやか過ぎました。色々検証した結果、「金箔を入れると酒がまろやかになるのでは?」という結論に達しました。 不思議ですが、金箔にはそのような力があるのでしょうか。。。

試作の時は金箔を入れずにきき酒していたんですね。
まだまだ修行が足りない! と意気消沈のFでした。改善策を考えます。。。

続きはまた今度!

秋吟醸のできるまで その1

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ブレンダーのFです。

9月になりましたね!
秋といえば、お酒が熟成して飲み頃になる季節。そして福光屋のショップとウェブでしか販売されない限定酒、酒歳時記 「秋吟醸」が発売が間近となります。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、酒歳時記は毎年、それぞれの四季をイメージして造られる純米大吟醸の限定シリーズです。今回は、ブレンダーの立場から「秋吟醸の出来るまで」と題してお伝えしていきましょう♪

秋吟醸」。

コンセプトは、
熟成・実り酒。
夏を越し、まろやかに熟成した純米大吟醸。
実りの秋をイメージして金箔入り。

さあ、こんな酒はあるかな?と、平成16酒造年度産の酒のタンクから一升瓶を一本ずつ払い出してきき酒いたします。

今回の候補は6本。

やはり熟成のまろやかさを優先するか?
でも純米大吟醸だから、吟醸香も期待されているかも?
甘すぎても何だし…。 むしろ切れ良く酸味を多めに??

など、あれこれ考えつつきき酒。結局、1本でイメージに合う酒はなく、今回はブレンドすることに致しました。とりあえず、候補が二つ出来ました!!

続きはまた今度。 お楽しみに!

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